『ニシエヒガシエ』は、日本のバンド・Mr.Childrenの14枚目のシングルである。1998年2月11日にトイズファクトリーより発売された。ミスチルで一番ヘビーな曲は、「ニシヘヒガシヘ」と言われています。
ミスチルが活動休止中に出された楽曲で、世間はグレイやラルクが流行っていましたね。
当時のミスチルファンは、あまりにもロック色が強すぎて、期待して楽曲を待ってたわりには裏切られた感がありました。
ただ、ミスチルに多いスルメソングと言われて、ファンに人気がある曲で、桜井和寿もライブで良く歌っていますね。
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ニシエヒガシエとは?ミスチルの活動休止中に作成された
「ニシエヒガシエ」 | |
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Mr.Children の シングル | |
初出アルバム『DISCOVERY』 | |
リリース | 1998年2月11日 |
規格 | 8cmシングル |
ジャンル | J-POP ロック |
時間 | 4分59秒 |
レーベル | トイズファクトリー |
作詞・作曲 | 桜井和寿 |
プロデュース | 小林武史 Mr.Children |
Mr.Childrenの楽曲「ニシエヒガシエ」は活動休止期前作から約1年ぶりに発売されたシングル。リリース当時はバンド活動を休止していたため、休止中に発売された唯一のシングルとなった。アートディレクターは信藤三雄。
自由に曲作りをしよう、というのが活動休止の一因です。
桜井さんの自宅にPro Toolsという作曲機材を導入し、さらにスタジオを完備して、本格的に個人で作曲作業をしたようです。
とにかく新しい機材でやりたい放題にやった。
そんな自由奔放な曲です。
加えて、鬱憤を晴らすような、過激な歌詞とノリがついています。
桜井和寿がProtoolsを駆使して作った曲であり、リズム隊以外は全てマンションで制作されたものだといいます。
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ニシエヒガシエがかっこいい理由は?ライブやPVや主題歌
主題歌
『ニシヘヒガシヘ』を耳にした人であれば、ドラマ『きらきらひかる』を連想する方も多いのではないでしょうか。
ライブの定番曲
ライブの定番曲としてセットリストに入っていることが多いです。
ライブでは多々アレンジを変更しており、「この指とまれ」の部分で桜井が叫びながら人差し指を挙げ、観客も人差し指を挙げるのが定番となっている。
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PVがかっこいい
ミュージック・ビデオは、ビートルズとグラムロックのパロディバンドが音楽番組で演奏する映像が使われており、ミュージック・ビデオでボーカルを担当しているのはいずれもブライアン・バートンルイス。また、活動休止中であったものの、少年役として桜井が登場している
シングル『ニシヘヒガシヘ』のPVは、他のMr.ChildrenのPVとは大きく違う点も見えてきます。
一つは映像にはMr.Childrenが映っていないという点で、代わりに外国人のバンドが口パクで歌っている姿が確認できます。
しかもPV全体はレトロな風合いがあり、バンドもソバージュヘアーやおかっぱ頭のボーカルが入れ代わり立ち代わり映像に映ります。
見た感じで分かる方も多いでしょうが、これは伝説的なロックバンドのビートルズやグラムロックをパロディとして活用。
この理由は『ニシヘヒガシヘ』のリリース当時はMr.Childrenが活動休止の時期で、実は当初覆面バンドを用いて楽曲を出す予定だったのだとか。
そのコンセプトをそのまま演出として活かしたのが、『ニシヘヒガシヘ』のPVなんです。
サンプリングが多様
サンプリングも多用されており、イントロの付点8分で聴こえるクラップとは別で鳴っているパーカッション風の音色は、桜井が自分の頬を叩いている音である。桜井は「なるべくいい響きが出るようにと、マンションの中で残響がものすごくあるところを探して、マイクをセッティングして録りました」と語っている
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ニシエヒガシエの歌詞の意味は?同時の桜井和寿の心理状態が病んでいたとわかる
現在までの活動を見ても常に走り続けているイメージが強いMr.Childrenですが、実は1997年から充電を兼ねて1年ほど活動を休止していた時期がありました。
活動止中にも関わらずMr.Childrenがリリースしたナンバーは、ファンにとっても大きなサプライズとなりオリコンチャートでも初登場1位をマークしました。
桜井和寿の心境
ミスチルの世間イメージ通りの曲を作らなければ、売れる曲を書かなければ、という重圧が、桜井さんに精神的な疲れを与えていたようです。
メンバーや小林さんも目に見えて疲れを感じていたようで、周りの勧めから活動休止に踏み切ったようです。
愛だ恋だと ぬかしたって 所詮は僕ら アニマルなんです
人は悲しい性をもって 破裂しそうな 悩み抱えて
必死で 猛ダッシュです
さらに活動休止直前に、スキャンダル(不倫報道、小林さんとの不仲)も発覚し、バンドとしてもいったんリセットしたい時期でした。
また下記の歌詞はミスチルが歌うには衝撃でした。
- 片一方は天使 もう一方は悪魔で 分裂しそうなんだ 抗鬱剤をちょうだい
人から人へと伝わる知識や教養よりも、自分が信じるものが正義だと表現。
愛や恋はフィルターが掛かってきれいごとで包まれているけど、実は動物的な作用で働くんだといったリアリズムを感じさせます。
誰もが持っている夢や理想はなかなかかなうことが難しいけど、文句を並べる前に突き進もうとも言っています。
受け売りの知識 教養などをほうばり
胸やけしそうなら この指とまれ
こんな やっかいな人生だ
おまえが信じてる道を 進むんだ
不満ならべたって きりがないし
昨日の僕になんて バイバイ
明日を担って 風にまたがって
ニシエヒガシエ
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HIDEのピンクスパイダーに似てる?
「ピンクスパァイダァー!」 「ニシエーヒガシェー!」ってところがなんとなく似ているという声が多いです。
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まとめ
今の桜井和寿も良い曲を作りますが、20代の頃の病みまくってた桜井和寿の楽曲が良いと言うファンも、いまだ多いですね。
ただ、桜井さんが幸せればよいと思います。
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